『最強の「リーダーシップ理論」集中講義 コッター、マックス・ウェーバー、三隅二不二から、ベニス、グリーンリーフ、ミンツバーグまで』(小野善生著、日本実業出版社)は、居並ぶ大家たちがリーダーシップについてレクチャーしてくれるユニークな書籍です。 ハーバードビジネススクール松下幸之助記念講座名誉教授のジョン・P・コッター、社会学の巨匠マックス・ウェーバー、「PM理論」によってリーダーシップ研究の発展に貢献した三隅二不二、リーダーシップ研究の第一人者であるウォレン・ベニス、AT&T社のマネジメント研究センター長を務めるロバート・K・グリーンリーフ、徹底した現場主義を貫くヘンリー・ミンツバーグが、さまざまな角度から「マネジャーの役割」を解説するという体裁。そのなかから、ベニス教授による【4時間目】「変革の時代に求められるリーダーシップ」を紹介します。ベニス教授によれば、「優れたリーダー」と呼ばれる