太陽に接近していた「アイソンすい星」について、NASA=アメリカ航空宇宙局は28日、「太陽に近づいた結果、バラバラに壊れて蒸発したと見られる」とホームページ上で発表しました。
太陽に接近していた「アイソンすい星」について、NASA=アメリカ航空宇宙局は28日、「太陽に近づいた結果、バラバラに壊れて蒸発したと見られる」とホームページ上で発表しました。
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は27日、太陽に接近中のアイソン彗星(すいせい)が「劇的に明るくなった」と発表した。25日の時点では、彗星本体の核が太陽の熱で崩壊した可能性があるとの見方を示していたが、探査機などの観測で、まだ「生きている」ことが分かったという。 アイソンは米国時間の28日に太陽から約117万キロの距離を通過して、夜空に姿を現す見通しだ。肉眼でも見えるかもしれないとの期待も高まっている。 現在は太陽光に遮られて地上からはほとんど観測できない状態だが、NASAは探査機や宇宙望遠鏡で観測を継続。一時は崩壊しつつあるように見えたものの、その後2台の宇宙望遠鏡がアイソンの姿をとらえ、続いて衛星や探査機でも観測された。 観測を続けている専門家はこの画像から、アイソンは「明るさを増して見える。再び姿を現す時には明るい尾が伸びているかもしれない」と楽観的な見方を示した。 ただし太陽に
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