復興支援慈善サッカー、仙台で28日 盛岡出身小笠原に聞く チャリティーサッカーや震災復興について語る鹿島の小笠原=19日、茨城県鹿島市の鹿島クラブハウス 日本プロサッカー選手会による東日本大震災の復興支援慈善試合「チャリティーサッカー2013」が28日、仙台市泉区のユアスタ仙台で行われる。盛岡市出身で、震災直後から積極的に被災地支援を続けてきた小笠原満男選手(鹿島、岩手・大船渡高出)に今回の慈善試合に懸ける思いや復興への願いを語ってもらった。(聞き手は金野正之、剣持雄治) <つらさ肌で感じる> -岩手県出身の東北人。チャリティーサッカーには思い入れが強いと聞いている。 「妻の実家が陸前高田市で海岸から歩いて5分くらいの場所で、すぐ近くまで津波が来た。自分も震災直後に物資を持って駆けつけ、1週間ほど電気や水道が使えない生活を体験した。目に見えて復興が進まないもどかしさや、寒い冬に仮設住宅