ITニュースなどでも頻繁に「クラウド」というキーワードが飛び交っている。一時はバズワード化していた「クラウド」であるが、09夏以降にシステムやパッケージが登場し始めたことから、話題と業界編成への加速がましている。 「クラウド」を支える重要な技術として「仮想化」があるが、海外では既に仮想化の導入はほぼ完了し、「クラウド」のビジネス展開へと向かっている。日本国内においても、従来と同じサービスのコストダウンが計れる仮想化技術の導入が進んでいる。 こうした仮想化技術の情報交換と共有を目的としたワーキンググループ「VIOPS」は、第4回のワークショップイベントを2009年12月11日に開催する予定だ。 今回のイベントを控え、「クラウド・コンピューティング・エキスポ」に参加されたVIOPSチェアマンでもある株式会社ネットワークバリューコンポネンツ 松本直人氏に、現在のクラウドへむかう世界の状況と仮想化