反転攻勢に出るべく同社は、スマートフォン向け「mixi」を軸に、ユーザーファーストを掲げてサービスを改善していく。ユーザーからの機能要望や、ユーザーインタビュー、ログ解析などの仕組みを整備し、ユーザーの声が届きやすくするほか、開発体制も刷新。「つぶやき」「日記」「コミュニティ」など機能ごとに少人数のユニットを組み、要望をスピーディに各機能に反映していく。各ユニットは「仮想カンパニー」として収益も追っていく。 「ユーザーの要望を把握してタイムリーにサービスを提供し、ユニット制で高速に意思決定してPDCAサイクルを回し、1人1人が収益を意識して全社的に収益を追える体制にする」と笠原社長は意気込む。 スマートフォン向けをベースに、広告ビジネスを拡大する。ソーシャルグラフを生かしたスマートフォン向け新広告「ソーシャルエキスパンドアド」には24時間で100万人が参加するなど、「スマートフォン向け広告