風疹は、一度かかると、ほとんどの人はそれ以降、生涯にわたってかかることはないと言われています。 一方、風疹の「予防接種」を過去に1回しか受けていない人は、時間の経過にともなって「抗体」が減少することがあり、風疹ウイルスに感染する可能性があるということです。 現在は、風疹のワクチンの効果を高めるために1歳と小学校入学前の、合わせて2回接種することになっていますが、平成2年4月1日以前に生まれた23歳以上の人は風疹の予防接種を制度として過去に1回しか受ける機会がありませんでした。 また、昭和54年4月2日以降に生まれた34歳以下の人は個別に医療機関に出向いて接種を受けなくてはならなくなったため、1回も受けていないという人もいます。 そして注意が必要なのは、「子どもの頃に風疹にかかったことがある」という記憶に頼ることです。 専門家によりますと「自分は風疹にかかったことがある」と言う人も、実際には