【北京=斎藤徳彦】ポータルサイト大手の「ヤフー」中国版は31日、9月1日から主要サービスをすべて停止するとサイトのトップページで告知した。世界各国で検索やニュースのサービスを提供するヤフーは、中国ではシェアが低迷していた。 中国のヤフーは1999年にサービスを始め、日本と同様に検索サービスや、ニュース・娯楽情報を提供している。中国のインターネット草創期には圧倒的な存在感を誇ったが、その後は百度(バイドゥ)など現地の新興勢力に押され、検索サービスのシェアも1%以下に低迷していた。現在の親会社はネット通販中国最大手のアリババ・グループで、ヤフーの職員は今後、同グループの公益事業に携わるという。 関連記事読み終えたら学校へ、被災地へ 北海道でブックシェア8/31(天声人語)シェアするという文化8/2レノボ、パソコンシェアで初の首位 HPを上回る7/11小型モノレール、広がる舞台 シェア日本一の