関東学生アメリカンフットボール連盟所属の1部リーグ監督会は24日、東京都内で緊急会合を開いて日本大の悪質な反則問題についての対応を協議し、日大を除く全15チームが、日大の指導体制などに改善がなければ、今秋のリーグ戦での対戦を拒否する方針で一致した。 日大は危険なタックルがあった6日の関西学院大との定期戦後、春季オープン戦6試合が相手の意向で中止となった。監督会は今後、対戦を認めるための条件などを協議する。大山茂議長は「日大の学生と試合をしたい思いはあるが、現状ではできないというのが総意」と語った。 会合の冒頭で日大から出席した森琢ヘッドコーチが悪質な反則プレー問題について謝罪した。内田正人前監督らと宮川泰介選手とで主張が食い違っていることに関し「言った言わないには解釈(の違い)があるかもしれないけど、監督責任は内田前監督以下、指導者だったわれわれにある」と述べた。