新型コロナウイルスの感染防止のため特定地域から外国人の入国を規制している出入国在留管理庁の発表資料で上陸許可数が4月上旬に急増、「中国人の入国を大量に許している」との情報がツイッターで拡散した。水際対策が甘いと批判の矛先は政権にも向かい、入管庁は火消しに追われる事態に。 入国拒否の対象は当初の中国湖北・浙江両省などから今月3日には中国全土や北米にも拡大。「特段の事情」があるとして上陸を許可された人は1日当たり最大数十人だったのが、最大400人超に跳ね上がった。うち中国籍の保持者は1日平均約30人。乗り継ぎで一時滞在する国際線乗員が増えたのが主な理由だ。