厚生労働省は7日、来年度から生活保護受給者が医療機関で薬を処方してもらう際、安価なジェネリック医薬品(後発薬)の使用を原則とする方針を固めた。現在も後発薬の使用を促しているが、希望する人には先発薬が処方されており、全額公費で賄う受給者の医療費を抑制する狙い。 厚労省によると、2016年の受給者の後発薬使用割合は69%だった。試算では、使用率が1%上昇すると公費10億~15億円を削減することができる。ただ、受給者だけに後発薬の使用を強いることには「差別的」といった批判も出そうだ。
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厚生労働省は7日、来年度から生活保護受給者が医療機関で薬を処方してもらう際、安価なジェネリック医薬品(後発薬)の使用を原則とする方針を固めた。現在も後発薬の使用を促しているが、希望する人には先発薬が処方されており、全額公費で賄う受給者の医療費を抑制する狙い。 厚労省によると、2016年の受給者の後発薬使用割合は69%だった。試算では、使用率が1%上昇すると公費10億~15億円を削減することができる。ただ、受給者だけに後発薬の使用を強いることには「差別的」といった批判も出そうだ。
東京都の利島村長選が7日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の前田福夫氏(74)と前職の梅田和久氏(71)、新顔で農協理事の前田隆夫氏(64)の3人が立候補を届け出て、33年ぶりの村長選となった。 前田福夫氏は渇水や下水処理の対策などの事業継続、2013年まで9年村長を務めた梅田氏は「住民本位の村政を取り戻す」と、前田隆夫氏は農業や漁業の1次産業の拡充を訴える。 投票は12日午前7時から午後5時まで地域交流会館で、即日開票される。6日現在の選挙人名簿登録者数は252人。 「投票行ってないとすぐわかる」 利島は都心から南へ約140キロ、1時間半ほど歩けば1周できる、ヤブツバキの森に覆われた小さな島だ。人口322人。最後に村長選が争われたのは1984年4月8日だ。無投票が続いたことについて「小さな村なので、選挙になれば二分される」という人もいれば、「なりたがる人がいなかった」と語る村議
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