2019年12月4日 著 Webアクセシビリティ Advent Calendar 2019、4日目の記事です。CSSによる分かち書きの実現について、雑に紹介します(識者の方からの補足やツッコミ大歓迎)。分かち書きとは一般的に、単語や文節といった単位ごとに空白などで区切りを入れる書き方のこと。例えば「私の名前は木達です」を全角の空白文字で分かち書きすると「私 の 名前 は 木達 です」とか「私の 名前は 木達です」になります。 発達性読字障害(ディスレクシア)の方にとっては特に、分かち書きされたほうが文章を読みやすい場合があります。その分かち書きをCSSで実現するための仕様がCSS Text Module Level 4に盛り込まれていることを、つい先日とあるメーリングリストで教えていただきました。具体的には、11月13日付けで発行された同仕様のWorking Draftで2.2. Word