『くも漫。』(中川学/リイド社) 自分が突然死んでしまったら、PCを爆破してもらいたい。こんな風に考えたことがある人は少なくないだろう。特に男性からすると、PC内のデータなんて他人には見られたくないものばかり。ましてやそれを家族に見られてしまったら、死んでも死にきれない。 自分の関与できないところで、秘密にしていたことや恥ずかしいことが明るみになってしまうのは避けたい(たとえ死んでいても)。そう考える男性陣に、ぜひ読んでもらいたい一冊がある。『くも漫。』(中川学/リイド社)だ。 これは、マンガ家である中川さんが、「くも膜下出血」を発症した時の顛末をまとめた実録闘病マンガ。この情報だけだと、感動的なストーリーを思い浮かべるかもしれない。しかし、特筆すべきはそこではない。中川さんが発症し、倒れてしまった場所が重要なのである。では、その場所とはどこか? それは、札幌ススキノにある「風俗店」だった
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