2014-07-27 27歳にして初めての社会人。童貞卒業から悪行に至るまで嘘偽りなく全てを書き記す 最初に書いておくが、僕は弱者である。 やかましい悪ガキが騒いでいたら遠回りして歩くし、画面を見られるのが恥ずかしいから電車内では携帯電話を使用しないし、店員が美女だったら赤面しないように体を冷やしてからレジに向かう。 辛酸の飴を舐めながら暮らすような日々であり、その根本原因は学生時に受けた暴行だ。 こてんぱんになる時代を経て、精神に重大なトラウマを背負う羽目になった。 中学生時代は、一言も言葉を発する事が出来ないコミュニケーション障害を抱えていた為に、周囲が醸し出す明るさとの落差に落胆するしかない時を過ごした。 その重傷ぶりは、自らの存在感を極力0とする事を目指し、消しゴムやシャープペンを落としても拾わず、「モノを落とした瞬間に、それはこの世から消え去るのだ」と言い聞かせていたぐらいに酷か