台風19号の進路に、誰もが気もそぞろだった10月11日。J2リーグ所属のFC町田ゼルビアが、サポーターズミーティングを開催した。ミーティングの模様はネット配信され、町田サポーターのみならず他クラブのファンからも注目を集めていた。 このミーティングには、昨年にクラブの経営権を取得した大手IT企業、サイバーエージェント(以下、CA)の藤田晋社長が登壇。クラブが今後目指すビジョンやリブランディング戦略を説明するとともに、新たなクラブ名を「FC町田トウキョウ」とすることを発表。すでにJリーグから承認を受けていることも明らかにした。 その後の質疑応答で、最初に質問に立ったサポーターが「FC町田トウキョウというのはクソダサい!」と発言、会場から拍手が起こった。なぜオーナー側は「トウキョウ(東京)」にこだわり、町田サポーターは拒否反応を示すのか。サッカーファン以外には理解しにくい部分も少なくないだろう。