今日、北朝鮮が核実験を行いました。 「あれは、たぶん水爆だったに違いない」というのが米国での論評です。 これまで北朝鮮が行ったどの実験より、パワフルな核実験だったそうです。 北朝鮮が水爆の小型化に成功したことで、地政学サイト「ストラトフォア」は「これで抑止力に対するソロバンが変わってくる」と指摘しています。 つまり水爆は広範囲にわたってダメージを与えることが出来るので、ミサイルが正確でなくても良いということが第一点。 一方、ウォールストリート・ジャーナルは、ミサイルが大気圏に再突入する前、上空の高いところで爆発したとしても、それはEMP(電磁パルス)を引き起こすと指摘しています。 乱暴に言えば雷(かみなり)の際、送電線や電気製品がダメージを受けるのと同じです。 それは防空システムにも影響を及ぼすし、何週間も停電が復旧できないというかたちで日常生活に支障をきたすリスクもあります。 2008年
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