...φ(・ω・` ) 大木社長が近況や日々思いつることを書き綴るブログ。スローペースで更新中。前回、「あかつき」の広報は、肝心のサイエンスの部分がやや弱いのではということを書きました。 科学の成果や意義を一般向けに伝える方法論はサイエンス・コミュニケーションと呼ばれ、この分野はここ10年ほどでアメリカやイギリスの先行によりかなり進歩しています。 サイエンス・コミュニケーションでは、科学をどう伝えればよいかについて、順を追って何段階かに分けて考えることがあります。 「あかつき」の場合であれば、こういうことを伝えるとよいのではと思うことを挙げながら書いてみます。 (1)まずは、興味喚起 興味のない人はそもそも話を聞いてくれないので、最初の興味を持つきっかけを与えます。 金星の場合、地球との比較により、金星の科学をより身近に感じてもらうことができます。 ・金星は、惑星の名前を覚えるときの順番で