2017年3月21日のブックマーク (2件)

  • 週刊少年ジャンプと私 - SEPPUKU Web

    14歳の冬、週刊少年ジャンプ2009年2号を前にして、「ここで止めよう」と決意した。奇しくもその号はのちに大大大大ヒットを飛ばす「黒子のバスケ」の第1話が掲載された号だったが、私が定期購読をやめる決意をしたきっかけは黒バスではない。2009年3号のジャンプで、私が愛してやまない漫画「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の西義之先生の新作が始まるということを知ったからだった。 当時の私は経済的に逼迫していた。中学に上がってからお金を使う先は増えており、このままでは毎週ジャンプを購入することは難しい。しかし西先生の連載がスタートしてしまえば購入を止められなくなる。それゆえ、読む前に我慢をしよう。そういう発想だったのである。 あれ以来8年の月日が流れた。西先生の新作「ぼっけさん」は短命に終わってしまった。途中、「ピューと吹く! ジャガー」の最終回が掲載された号は購入したが、連続してジャンプを買う

    週刊少年ジャンプと私 - SEPPUKU Web
    kokoro__chan
    kokoro__chan 2017/03/21
    少年のためのジャンプから少年好きのためのジャンプへとジャンプしたジャンプ
  • 「ニューウェーブSF」を知るための3冊 - phantastica

    SF作家のブライアン・W・オールディスは、SF史を通覧した著書『十億年の宴』のなかで、メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(1818) を世界初のSFと位置づけました。この事実は、来年でSFというジャンルが生まれてから200年目を迎えることを意味します。この間に出てきたSF作品は数知れませんが、テーマや舞台設定の差異によって、SFはさまざまなカテゴリーに分類されているのは今さら言うまでもないでしょう。ハードSF、サイバーパンク、スペースオペラ、ワイドスクリーン・バロック等々……。そして、稿で取り上げる「ニューウェーブ」もまた、そうしたSFの下位ジャンルのひとつです。1960年代に訪れたSFの〈新しい波〉は、科学礼賛的であった従来のSF小説のあり方に異を唱え、結果的に主流文学とSFの橋渡しをする役割を果たしました。「ニューウェーブ」は僅か10年ほどで沈静化していきますが、このような

    「ニューウェーブSF」を知るための3冊 - phantastica