見た目がグロテスクなホルモン、その源をたどれば箸を持つ指先にも勇気を要する。多様な食感と味わいを秘めたホルモンに目覚め、“肉食ホルモンヌ”のケモノのような舌と胃袋は未知の悦びにハマっていくのか。もともと内臓肉は“放るもん”。どんな状態で仕入れ、どんな仕込みをするのか。「牛1頭の小腸」って、一体、何人前なの? 東京・亀戸の人気店、「ホルモン青木」の調理場を訪ねた。 ※本編は、「ホルモンヌ」後編です。初めてご覧になる方は、前編の「そもそもホルモンヌとは?」からお読みになることをお勧めします。 「ナマ肉は食中毒の危険性も。体の強い人でないと勧められない」 女性客がなんと5割を占めるホルモン屋を前編で紹介したが、この1~2年のブームでホルモン愛好者が急増している。「特に女性はナマが好きだね。体は強いのかな」。こう話すのは、東京・亀戸のホルモン屋、「ホルモン青木」の杉江店長だ。「ナマは体の強い人でな
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