香典とは、故人の供養のためにお供えするもので、不祝儀袋に包んだ「金銭・現金」のことです。元々は「お線香やお花の代わりにご霊前に供えるもの」という意味を持ちます。 また、「ご不幸によって出費が重なる喪家を助けるためにお渡しする」という目的も含んでいます。私は両親が立て続けに亡くなり、葬儀費用が高額になりましたが、「香典」によって少なからず助けられました。 香典は「お通夜・お葬式」のどちらかへ出席した際に持参し、受付に署名の上でお渡しするのが一般的です。さまざまな葬儀に何度も参列していると「こういうケースでは、このくらいの金額が相場」ということが分かってきますし、渡す際のマナーも身に付いてきます。 しかし若い人の場合、「葬儀の香典はいくら持参すべきなの?」という方も多いのではないでしょうか。今回は亡くなった方との関係性ごとに香典の相場を紹介し、お金を包む際の一般的なマナーについて解説します。