安倍首相答弁、目立つ嫌みと挑発 やじ、過去も問題に―衆院予算委 2020年02月14日07時08分 安倍晋三首相が野党議員に「意味のない質問だよ」と発言した問題は、17日に首相がおわびをすることで決着した。ただ、12日の衆院予算委員会では、このやじ以外にも「嫌み」や挑発的な答弁を連発。野党に対する攻撃的な首相の姿勢が目立った。 安倍首相「謙虚、低姿勢に」 細田、麻生派若手に助言 首相のやじが飛び出したのは、立憲民主党の辻元清美幹事長代行が約50分にわたる質疑を終えた直後。憲法への自衛隊明記をめぐり、辻元氏が「国民投票で否決されたら自衛隊の正当性が低下する」と指摘したことを受け、首相は「自衛隊をそんなに大切にしていたのか。寡聞にして知らなかった」と痛烈に皮肉ったりもした。 12日はほかにも、首相は立憲の黒岩宇洋氏に対し、桜を見る会「前夜祭」に関する同氏の発言を蒸し返し「流言の流布」と断じ、国