昨年11月にエジプトで開かれた地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)に参加した若者たちが14日、報告会を開いた。発展途上国で弾圧を受けながらも活動する若者とともに現地で日本企業に抗議した経験を語り、温室効果ガスの大量排出につながる事業と関わっている企業とは「交渉やお願いではなく、闘わないといけない」と訴えた。 (小川慎一) 【関連記事】「今すぐ行動しないと…」15歳が訴えた 東京で400人、世界気候アクションに集う若者の「切迫した思い」 COP27には、温暖化対策強化を求める若者グループ「Fridays For Future(未来のための金曜日、FFF)」の10代〜20代の7人が寄付を基に参加。東京と仙台の2会場で開かれた報告会にはオンラインも含めて50人以上が参加した。