Actelおよび米RoweBotsは、Actelのインテリジェント・ミクスドシグナルFPGA「SmartFusion」向けに小型Linux互換OS「Unison」の提供を開始したことを発表した。これにより、開発者はSmartFusionを用いる際に、Linuxベースの組み込み設計を選択できるようになる。 Unisonは、一連のモジュール型ソフトウェア・コンポーネントで構成されており、Linuxと同様に、無料または市販のライセンス版で提供されている。Linuxの完全実装には、メモリー管理ユニット(MMU)を備えたCPUが必要で、組み込みLinuxではMMUは不要となるが、メモリ・フットプリントが大きくなるという課題があった。2社はこうした課題に対し、Unisonを用いることで、ハード・リアルタイム性能に関するPOSIXとLinuxの互換性、完全なI/Oモジュール、小さなメモリ・フットプリント