ブックマーク / ameblo.jp/zico1113 (2)

  • 若き有機合成化学者の奮闘記

    私は3月末にアメリカサンディエゴで行われた243rd ACS National Meetingへ参加してきました。 ACS National Meetingは春、秋の年二回開催され、日で言うと日化学会や日薬学会の年会みたいな感じでしょうか。 とにかくでかい学会です。 今回開催されたサンディエゴはアメリカ西海岸、ロサンゼルスから車で2時間程度の場所で、大変気候のよいリゾート地みたいなところです。 で、学会の方はどうだったかというと・・・・ 自分の英語力不足を痛感。 まあそれはいいとして、正直なところそれほどレベルの高さは感じませんでした。 日の学会の方がレベルは高いかもしれません。 しかしながら、アメリカのスケールの大きさ、独特な雰囲気に驚くばかり。 一番驚いたのは子連れで学会参加している人がいることでした。 日では見たことありません。 あとは、話には聞いていましたが、ポスター会場

  • 『日本と海外の違い』

    近年、日の有機化学のレベルは非常に高いと思います。 日人はその真面目で細かい性格のためか、新規の反応開発が多いと思います。 しかし、天然物合成となるとどうでしょう? 日人も多くの天然物合成を達成しており、海外と比較しても遜色ないです。 でも正直first total synthesisは少ない気がします。 あっても比較的小さな天然物です。 その中には小さくても複雑なものもあります。 大きく複雑で何十工程もかかるような天然物の初の全合成となると日では難しいのが現状です。 岸先生のパリトキシン、平間先生のシガトキシンは当にすごいと思います。 あそこまで大きな分子になると、いくらエレガントな合成でなくても感心します。 NMRはどんな感じなんだろうって思います。 海外ではNicolaouをはじめ、なんであんなに多くの天然物合成を次々と達成できるんだと不思議に思います。 ではなぜ日では難

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