米国ではFBIが令状によりデータセンターを押収したことがある、ということをPublickeyで以前に記事「FBIが令状によりデータセンターを押収、巻き添えの顧客は大損害」で紹介しました。 この記事は米国における捜査機関のリスクを示す例として多くのところで引用されています。では、日本のデータセンターに対する警察などによる強制捜査のリスクはどのくらいあるのでしょうか? ある大手データセンター事業者の責任者および法務関係者が、「社名を明らかにしない」という条件でインタビューに応じてくれました。以下はその内容をまとめたものです。 データセンター差し押さえの可能性はあるが、がい然性は低い ─── データセンター事業者には、アクセスログの提出など警察からの依頼や捜査が入ることと思います。それらは具体的にどのような手順で行われているのでしょうか? 1つは「捜査関係事項照会書」による依頼があります。これは
PreyはWindows/Mac OSX/Linux向けのオープンソース・ソフトウェア。ノートPCは持ち歩いてカフェや空港、駅などで作業するのにぴったりだ。だがちょっと置いておいた隙に盗まれてしまったり、どこかに置き忘れてしまったりという事件も良く聞かれる。 ひっ! そんな時に追跡装置があれば、と思うだろう。そんな時のためには今のうちに準備が必要だ。使うのはPreyだ。Preyは単体で動作する訳ではなく、PreyのWebサービスと連携して動作するソフトウェアだ(一応単体でも動作するようだが)。その点がなかなかユニークで面白い。 PreyをインストールしたらPreyのWebサービスにユーザ登録し、APIのキーを得る。さらにデバイスを登録しデバイスのキーも得る。この二つをローカルのPreyに設定すれば準備は完了だ。後は盗まれるの待てば(?)いい。いざ盗まれたらPreyのWebサービスにアクセス
OpenSSO と GoogleApps とのSAMLでのシングルサインオン連携を解説します。 下記、設定はOpenSSO 8.0のものとなります。 概要 OpenSSO はオープンソースのシングルサインオン製品です。 ウェブシングルサインオンの機能はもちろん、SAMLやWS-Federationといった、企業間・組織間でセキュアに認証連携や属性交換を行なうためのフェデレーションプロトコルにも対応しています。 ここでは、SAML2.0 によるGooleAppsとのシングルサインオン連携について解説します。 前提条件 OpenSSOがインストールされて、初期設定がされている。。 OpenSSO側(アイデンティティプロバイダ側)の設定 OpenSSOの管理画面にログインします。 初期画面が表示されます。OpenSSOでは、管理者が容易に設定作業を実施できるように、よくおこなうタスクは初
カリフォルニア州マウンテンビュー発--コンピュータセキュリティ業界は以前から、デジタルの脅威と戦うために軍事防衛の概念を取り入れてきた。文字通り作戦指令室を作り上げ、そこでは電話が鳴りっぱなしの中、専門家が巨大なスクリーンに映し出される進行中の攻撃を追跡する。 だが、Googleの電子メールセキュリティサービスプロバイダー部門、Postiniでは様子が異なる。1日当たり30億通のメッセージが顧客のシステムを出入りし、インターネットに到達する前に、米国および欧州各地のデータセンターにある膨大な数のPostiniのマシンを通り抜けているが、それを監視しているのは、コンピュータシステムだ。Postiniのシステムは高度に自動化、分散化されたスケーラブルなもので、これはGoogleのすべてのオペレーションにあてはまる特徴だ。 GoogleはPostiniを2007年に買収した。Googleの「Gm
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く