連載目次 前回ではマスタ/詳細テーブルを参照する画面を作成し、さらにID番号をそのまま表示しているテキストボックスやDataGridViewコントロールの列を、顧客名や商品名で表示/設定できるコンボボックスに変更しました。 今回は、前回作成したサンプル・プログラム*1に機能を追加し、追加・更新・削除を行った注文データや注文明細データがデータベースに保存されるようにしていきます。この処理では2つのテーブルを同時に扱わなければならず、その整合性を保つために、処理するテーブルやデータテーブルの順番をよく考慮する必要があります。 ではプログラミングの前準備として、まずはリレーションシップの設定から行っていきましょう。 データセットにおける外部キー制約の設定 最初に、データセットに追加されている注文データテーブルと注文明細データテーブルの間のリレーションシップ(前回で「注文/注文明細リレーション」と