2005年12月24日のブックマーク (1件)

  • 0201雑記草

    020101  木枯らしが吹くと電線などがビュービューと音を立てる。これはカルマン渦列*1と呼ばれる空気の渦の規則正しく電線の付近に発生するために、それが音となって聞こえるらしい。  カルマン渦の「カルマン*2」とはカルマン渦列を詳しく研究した人の名前である。水や空気の流れの中に物があるとその後ろに渦が出来ることは昔から知られていたが、この渦の出来方を解明したのがカルマン*3だった。  この様な渦がどうして出来るの*4か。感覚的には流れの中にある障害物の表面で水や空気が引きずられて障害物の付近とそれ以外の部分との圧力の差が発生して渦ができる*5のであろう。  カルマン渦は一般生活ではどんな場面で利用されているのだろうか。一般生活とはいえないかも知れないが、楽器のフルートなどそれ自体に振動する弁がない楽器は歌口でカルマン渦を発生させて音を出している*6。ラッパは唇が振動して音を出すの