今回のテーマは炊飯ジャー。日本の家庭には欠かせない存在といえるが、それゆえにその顔ぶれはとりとめもなく多い。カタログを見ても「圧力IH」「多層釜」「超音波」などの単語が並んでおり、前知識なく各モデルの差を判断するのは難しい。各メーカーが新技術を投入し、次々と新機能が追加されるなか、人気を集めているのはどんなモデルだろうか。 取材したヤマダ電機 LABI池袋店の掛川氏によると、販売実数は5.5合炊きが全体の8割を占めるという。「炊飯ジャーで多いのは3合と5.5合、1升です。このうち、5.5合は2~4人家族に最適な容量ですから、購入層は多いですよ。ただ、それでも売れ筋の価格帯を絞るのは難しいんです。10万円に近いモデルも売れるようになっているので」とのこと。 そこで、通常の売れ筋ランキングに加え、高価格帯の人気モデルもまとめてみた。