新型コロナウイルスをめぐり、政府分科会の尾身会長は東京で変異ウイルスが増えているなどとして、「大阪のような状況になる可能性がある」と危機感を示しました。 「(緊急事態宣言)解除後の人流の影響が、これから1、2週間で出てきます。私は東京も、大阪のような状況になる可能性があると思います」(政府分科会 尾身茂会長) 尾身会長は変異ウイルスが東京でも徐々に増えてきていると指摘した上で、東京に対しても「対策を真剣に検討すべき時期に入りつつある」と危機感を示しました。 また、▼人の流れが増えているほか、▼クラスターの発生場所が多様化しているため、感染対策が難しくなっているとして、飲食店への見回りなど直接的な介入が今まで以上に強く求められていると訴えました。(05日13:14)