コミュニケーションが生まれるツイートまとめツール
Twitterのタイムラインやキーワードに対して、肯定・否定の印象を分析するWEBサービスとAPIを作ってみた。 Twitter感情分析所 たとえば「任天堂」というキーワードを入力すると、下のような感じに、どのくらい肯定と否定の発言をしているかがわかる。 ユーザのタイムラインも分析できる。 下はベッキー @Becky_bekiko の分析例。 自分のtwitterアカウントを分析すれば、自分の発言がどのくらい否定的な印象を放っているかが数値的にわかると思う。 一般意志2.0への利用 ところで最近、東浩紀という人が「一般意志2.0」という著書の中で、現代の行き詰まった民主主義を変える新たな統治方法のアイデアを提言した。それによれば、世の中が多様・複雑になりすぎて、今の熟議型民主主義ではもうどうにもならんところがあるから、みんなの意志(無意識的に表れる人々の意志)を参照しましょう、みたいなこと
地震の瞬間、ぼくは同僚とともに東京都心部の四谷にある古い雑居ビルの六階にいた。 日本人は地震に慣れている。ぼくもまた幼少期から無数の地震に遭遇してきた。だから揺れ始めた瞬間も動じることはなかった。いつもより大きいなあ、と思ったぐらいだった。 けれども揺れはいつまでも止まらず、振れ幅は少しずつ大きくなっていった。やがてフロアの天井と壁が異様な音を立てて軋み始め、だれからともなく、これはまずい、外に出ろと叫びが上がり、ぼくたちは砂埃が舞うなか狭い階段を争うように駆け降りた。なんとか戸外に出て振り返れば、ビルはぐらぐらと激しく横に揺れ、隣のビルといまにもぶつかりそうになっている。群衆から声にならない悲鳴が漏れた。あたりを見渡すと、すべての車が停止し、広い車道は周囲のビルから逃げ出してきた人々で埋まっていた。 ぼくたちはみな携帯電話を取り出した。電話は通じない。ネットは繋がる。メールは不安定だ。ツ
一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル (2011/11/22) 東 浩紀 商品詳細を見る 《一般意志2.0》は東浩紀の久しぶりの単行本だ。 極めて読みやすい平易な文章で構成されており、内容も特定の作品群に依拠したものではないために、一般向けという印象が強い。メッセージ性が強いのも、そうした印象の理由かもしれない。 僕はあまり理想的な読者ではないと思うが、東浩紀の著作が好きで、今回も発売日当日に買って読んだ。内容がわかりやすかったためかもしれないが、過去作の中で一番読んでいて興奮した。まだ読んでいない人がいたら、ぜひ読んだ方がいいと思う。 (以下ネタばれを含みます、既読者向けの内容です) しかし一般意志2.0は、本当に実装可能なのだろうか。所詮は民主主義2.0という題目も、思想書や文化論にありがちな、非現実的な理想論ではないのだろうか。《一般意志2.0》を絶賛しつつ、けれどそれを現実的
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く