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2022年11月15日のブックマーク (8件)

  • 「いじめをしていた人が嫌な気持ちになるから書き直して」と言われた娘の卒業文|横山小寿々

    昨日小学校から帰宅した娘が言いました。 「卒業文集でいじめの事書いたら、 『いじめていた人が読んで嫌な気持ちになるから 書き直してください』って先生に言われたよ。 いじめをされた私はずっと嫌な気持ちが残っているのにね」 娘は小学3年生の時にいじめにあいました。 幼稚園の頃から我が家に 毎日のように遊びに来ていたお友達に。 いつもと同じように 我が家のリビングで三人が遊んでいました 「りぃちゃんは二階に行っていて」 娘が二階へ行くと 「これを隠して困っている姿を撮影しよう」 と笑っていました。 私はなんだか嫌な感じがしていたので 隣の部屋から見ていました。 子供同士のことだから 親が口出ししてはいけないと思っていたのです。 その子達は 娘の物を隠して、娘が困っているのを喜んでDSで撮影したり 「りぃちゃんはYouTube見てないし世の中を知らないし、話しついてこれないでしょ?」 と言われてい

    「いじめをしていた人が嫌な気持ちになるから書き直して」と言われた娘の卒業文|横山小寿々
  • スズメバチを食べたルンバ|岸田奈美|NamiKishida

    事件は、オンラインで打ち合わせをしている最中に起きた。 ブオンッと風を切り裂くような音を立てて、視界の隅をなにかが横切った。 打ち合わせも終盤にさしかかり、雑談に移行していたので、私はふっと顔を上げる。 布団を干すとき、全開にしていた窓が開いたままだった。 ブオンッ。玄関でまた風を切り裂く音がする。 カナブンだろうか。バッタだろうか。そんなのが飛び込んでくるくらい、暖かくなったんだなあ。 のんきにそんなことを思いながら、私は会議のメンバーに「すみません、ちょっと何か来たので、見てきます」と言い、接続を切った。 「ちょっと何か来た」というのは、盛大な私のブランディングである。最近、ピクサー映画「バグズ・ライフ」を観たので、小さきものの生命を尊び、慈しむ人に憧れていた。 カナブンだかバッタだかに「ふふっ、かわいい子。ここが落ち着くのね。好きなだけ良いのよ」と、声をかけたい気分になっていた。つい

    スズメバチを食べたルンバ|岸田奈美|NamiKishida
  • しまだあや(島田彩) on Twitter: "4月7日に公開した記事について https://t.co/LCohOtVKML"

    4月7日に公開した記事について https://t.co/LCohOtVKML

    しまだあや(島田彩) on Twitter: "4月7日に公開した記事について https://t.co/LCohOtVKML"
  • 『西成でホームレスとデートする』大阪市の #PR 記事について

    しまだあや(島田彩) @c_chan1110 こないだ、ふしぎなデートをした。 「松のや」で定たべたり、銭湯いったり、公園で喋ったり。 でも、お互い名前は呼ばない。また会うかどうかもわからない。そして、私には帰る家があるけれど、その人は、家がない。 そんな日のことを書きました。 note.com/cchan1110/n/n5… 2021-04-07 13:00:12 徳谷柿次郎|Huuuu inc. @kakijiro すごい、すごいエッセイだ。 人を変える体験が共存してる。お兄さん側の気持ちも少しだけわかる。人と触れてない年月は、心を乾燥させるから、そこに潤いが生まれたんだろうな。 ティファニーで朝を。松のやで定を。|しまだあや(島田彩) @c_chan1110 #note note.com/cchan1110/n/n5… 2021-04-07 13:15:56

    『西成でホームレスとデートする』大阪市の #PR 記事について
  • 日常を3日間タイムループさせたら、74歳に娘ができた|しまだあや(島田彩)

    先日、私は神楽坂でタイムループした。 タイムループっていうのは、「物語の中で、登場人物が同じ期間を何度も繰り返す」というもの。これに憧れていた私は、自分の手でちょっとだけ、ループさせてみた。妄想でもSF小説でもない。至って日常的な一日を、3回繰り返した。 そうしたら、とある74歳の女性に娘ができた。 ひとりじゃない。ふたりもできた。 何を言っているのかわからないと思うので、その3日間にしたこと、起きたことを、順を追って書いてみます。 ・ ・ ・ 8月のある日。 大切な用事とお仕事があり、3日間ほど神楽坂で過ごすことがあった。はじめて訪れる街だった。名前通り、至るところに坂がある街。朝、誰もいない坂道を見下ろしたら、駆け降りたい気持ちになった。「時をかける少女」を思い出した。 「時をかける少女」はタイム“リープ”だし、あのようにはいかないけど、タイム“ループ”なら……「同じ日を繰り返す」をし

    日常を3日間タイムループさせたら、74歳に娘ができた|しまだあや(島田彩)
  • 7日後に死ぬカニ(完結編)|しまだあや(島田彩)

    「好きなべ物はなんですか?」 幼稚園の先生に聞かれて、中学校のサイン帳でも聞かれて、大人になった今でも、たまに聞かれるこの質問。みんな「ダントツでラーメンっすね」とか「いちご〜!」とか、ひとつに絞れてて、めちゃくちゃすごいなって思う。私は50個くらいあるので、脳内でルーレットを回し、ひとつ決めて伝えるようにしている。 けれど、これからは「カニです」って、相手の目を見つめて言おうと思う。 (少しだけ、前回の記事を振り返ります) 6月に入ったある日、近所の業務スーパーへ夕飯の買い出しに行った。「甲殻類がべたいな」と鮮魚コーナーに行くと、20匹590円のサワガニが、1パックだけ売っていた。20匹はぎゅっとなって、少し動いていた。 「そう言えば私、植物を育ててべたことはあるけど、動物を育ててべたことがない。どんな気持ちになるのやろう」こうして業務スーパーのサワガニを1週間だけ飼うことにした

    7日後に死ぬカニ(完結編)|しまだあや(島田彩)
  • 新今宮に訪れてから、129日間で学んだこと|しまだあや(島田彩)

    お読みいただく前に この文章は私、島田彩が、自身の表現の反省および改善を目的として執筆いたしました。インターネット上のご意見や、新今宮エリア内における方々からお話を聞くことで学び、その内容を綴ったものであり、あくまで個人の見解です。PRを目的とするものではありません。また、「新今宮ワンダーランド」「新今宮エリアブランド向上事業」からの公式見解ではありません。 なお、稿のインタビューについては、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、原則一対一でおこないました。 はじめに 4月7日に、新今宮について書いたエッセイが、インターネット上で「炎上」をしました。 いただいた意見には、 ・PR表記がわかりづらいというご指摘 ・エッセイの表現や体験内容への疑問 ・行政事業の一環としては不適切ではないか というものがあり、他にも、「スラムツーリズム、貧困ポルノではないか」「ジェントリフィケーションに加

    新今宮に訪れてから、129日間で学んだこと|しまだあや(島田彩)
  • ティファニーで朝食を。松のやで定食を。|しまだあや(島田彩)

    (2021年7月22日追記) エッセイに対する経緯説明や反省、まちの方へのインタビュー、それらを受けて学んだことを綴った記事を公開しました。 https://note.com/cchan1110/n/n07a45201dfaa (2021年4月19日追記) 4月7日に公開した、この記事について https://note.com/cchan1110/n/n680cb90fec73 (2021年4月13日追記) ①このエッセイは、大阪市の「新今宮エリアブランド向上事業」の取り組みの一貫としてご依頼いただいた、街のPR記事です。 ②このエッセイは、私が「新今宮」に足を運んだ際に、実際に起きた出来事を、綴っています。 ③この枠内の文章は、読んでくださった方々からの大切なご意見を受けて、タグだけでなく冒頭にも、4月13日に追記しています。 私は先日、ひとりの男の人と一日を過ごした。 ハンバーグとエ

    ティファニーで朝食を。松のやで定食を。|しまだあや(島田彩)