昔、自社ゲームのアニメの音声収録に立ち会ったことがあって、その時のディレクターの使った言い回しにすごく感心した。びっくりした演技が欲しいところで、声優さんが、驚きというよりは、嬉しそうなニュアンスでセリフを演じてしまった。そこでディレクターが、 「すみません!嬉しい演技すごく良かったんですが、ココ、ちょっとびっくりした感じの『ほう』でお願いできますか?」 というふうにリテイクをお願いしたのだ。この発言の『ほう』がすごいと思った。補完すると、 「すみません!(台本に書いてなくて、あなたが考えてやってくれた)嬉しい演技すごく良かったんですが、ココ(こちらの意図と違います)、(あなたは素晴らしい声優さんなのでどんなニュアンスでも演じられることをわかっています。なので、)ちょっとびっくりした感じの『ほう』でお願いできますか?」 という感じがする。たったこれだけの短いセリフに、最重要なリテイクの要求
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監督:細田守 脚本:奥寺佐渡子 キャラクターデザイン:貞本義行 OZキャラクターデザイン:岡崎能士、岡崎みな、浜田勝 OZ美術デザイン:上條安里 作画監督:青山浩行、藤田しげる、濱田邦彦、尾崎和孝 アクション作画監督:西田達三 美術監督:武重洋二 撮影監督:増元由紀大 色彩設計:鎌田千賀子 CGディレクター:堀部亮 編集:西山茂 音楽:松本晃彦 主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」 アニメーション制作:マッドハウス 配給:ワーナー・ブラザース映画 製作:サマーウォーズ製作委員会(日本テレビ放送網、マッドハウス、角川書店、D.N.ドリームパートナーズ、ワーナー・ブラザース映画、読売テレビ放送、バップ)
アニメーション原作者の神野オキナさんは沖縄在住の方でしたか。道理で。原作未読、名前はみたことがあるけれど、どんな話かまったく知らないや、とりあえず見ようでドンピシャだった『あそびにいくヨ!』。何が良いって、息苦しさがまったく無いんですよ。天然気質なエリスがどんどん引っ張ってくれるストーリーに則して、施錠をしない、開放感あるレイアウトが特徴ではないかと。光をたっぷりと入れた、陰気な雰囲気を微塵も感じさせない広く明るい画が多い。はじめの起床シーンにしても、もしカーテンが閉じられていたら、印象はまるで違っていたはず。騎央の家のカーテンは、日常的に“開けられているもの”だと自然に伝わってくる。舞台背景の環境を無理なく説明する効果も勿論ありますが、「猫」を意識したレイアウトなのかも、と思うんですよね。自由奔放に動き回る猫の目からみた家屋と、人間目線のそれでは見え方が異なりますから、「猫と同居する風景
「インセプション」鑑賞。 大傑作。夢に潜入するSF映画であり、難攻不落のターゲットを海千山千の仲間と計画を練って実行するケイパーものであり、要塞に攻め入るアクション映画であり、別れた女房に狙われるサスペンスであり、それらをまとめるセカイ系の話でもあるという、複雑な入れ子の多重構造でそれぞれがそれぞれに有機的に繋がっていく手の込み用である。 20歳になるまでに「紫の鏡」という言葉を忘れないで覚えていると死ぬ。という都市伝説の巧妙なところは人が意識的にコントロールできない記憶の性質を突いているところだ。嫌な思い出や心に深い爪痕を残すキツい言葉、恥ずかしい失態、グロテスクな光景など。忘れたい記憶は忘れたいと強く願えばそれだけ強く記憶に残る。やっかいな記憶の中でも好きな異性に対して抱いた罪の意識は、もしその相手と会えず詫びも償いもできなければ改訂できないまま一生ベットリとついてまわるだろう。 「ダ
昔聞いた話なのだけれど、その頃、自分を売り出すことにかなり意識の高い、戦略的な女子アナがいた。その時はまだ若かったのだけれど、スマートさ、クレバーさ、したたかさをすでにして備えた、かなり強い女子アナだった。ぼくはその女子アナ(仮にAとする)に興味を抱いていた。一緒に仕事をしたことはなく、テレビで見るだけだったのだけれど、画面を通しても明らかに異彩を放っていることが分かって、強く惹かれるものがあった。それで、Aと一緒に仕事をしたこともある旧知のテレビディレクターの何人かに「一体どんな人物なのか?」と聞いてみたことがある。するとそのディレクターたちも、Aに対してはぼくと同種の興味を抱いていたらしく、色々見聞きしたり知っていたりすることがあって、それをぼくに教えてくれた。それは、当時のぼくにとってはかなり「面白い話」だった。そこで聞いたAの話は、かなりインパクトのあるもので、ぼくは強いインスパイ
■「羽田に行ってみろ そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている 監督:瀬々敬久」。 久々に。今見直すと設定に唖然。 ■原稿書き。 ■シネマート六本木試写室「リアル鬼ごっこ2 監督:柴田一成」。 「1」のとにかく走らせるという設定が今回も生かされていたが、物語が弱いのも変わらず。前作はそんなアホなという矛盾を逃げ切る力が良かったのだが。 ■アスミックエース試写室「私の優しくない先輩 監督:山本寛」。 大傑作だと思う。もし大ヒットしたら日本映画の全体レベルがグググと上がると思う。だって刺激を受ける作り手がいっぱい出るはずだから。そういう意味でも90年代は「LOVE LETTER」と北野武、00年代は「リンダリンダリンダ」と「下妻物語」「愛のむきだし」がその10年代を代表する作品だと思うが「私の優しくない先輩」は2010年代を語り継がれることになるのでは、と思う。「ソラニン」に期待し
10才の長男のクラスに、詩か物語を作る時間があって、それを朗読する発表会があった。息子は小説を書いたらしくて、ぜひ見に(聴きに)来てとのことだった。ただ創作を授業に組み込むだけじゃなくて、発表までさせるのはなかなか良い先生じゃないかと、感心しつつ、息子の発表を楽しみに学校に向かった。 余裕をもって会社を早退し、時間よりも早く到着した僕は、子供たちが読む予定になっている原稿を自由に読むことができた。原稿は、これもまた授業の一環として、ワープロソフトでタイプされていた。パラパラ眺めていて、中でも目を引いたのは「ジェイソン VS いかれ帽子屋」というシットコムっぽいコメディ、日本でいうところのショートコントだった。 映画の撮影の一シーンという設定で、まず監督がシーンの説明をする、すると、帽子屋(アリスに出てきたマッドハッターのこと)がひたすらボケ倒して、ジェイソンがSwearword(汚い言葉)
まずはこれを観てもらいたい。飛ばさないで全部観てほしい。 どうです、ぐっときたでしょう。感動したでしょう。スタイリッシュな映像にしびれたでしょう。 これらはすべて80年代のコカ・コーラのCMで、当時のイケイケ広告業界の底力が炸裂した素晴らしい作品群である。本当によくできていると思うし、プロダクション・バリューといいトータルのクオリティといい「シズル感」(笑)といい申し分が無い。CMとしては満点に近い出来栄えだ。嫌味ではなく、こういうCMを作った人たちをぼくはリスペクトする。よくぞ、ここまで嘘をつきました。本当は何の心もこもっていない映像で、インチキの「感動」を演出する手腕は実にたいしたものだ。パッと見の「良さげさ」以外、ここには何もない。そしてそれは圧倒的に正しい。これは「コカ・コーラ」を、本来「コカ・コーラ」とは何の関係もない「良さげ」なイメージと結びつけて、「なんとなく、コカ・コーラは
簡単!美味しい!嬉しい!でおなじみの納豆スパゲッティですけど、納豆スパゲッティは旨過ぎるよな(アルファルファモザイク)を見てたら色んな種類の納豆スパゲッティが紹介されてて、やってみたくなったのでやってみました。 納豆+卵黄+刻み海苔我が家の基本的な納豆スパ。茹でたスパゲッティに混ぜた納豆と卵黄を乗せ、刻み海苔をかける。写真は刻み海苔を刻むのが面倒で手でちぎった様子。 納豆+キムチ+刻み海苔★★★★☆茹でたてスパゲッティにごま油を少し絡めて、混ぜた納豆と刻んだキムチのせ、さらに刻んだ海苔かける。キムチの食感とピリ辛がいい感じ。 納豆+高菜+卵黄★★★☆☆茹でたスパゲッティにごま油を少し絡めて、混ぜた納豆と刻んだ高菜、卵黄を乗せ、醤油をちょっとたらす。高菜のポリポリ感と卵黄のまろやかな感じが絶妙。 納豆+大根おろし+きざみ海苔+麺つゆ★★★☆☆茹でたスパゲッティにオリーブオイルを少し絡めて、混
DISK1 yukari_tamura 黒うさぎまにあった! #kurousagi link yukari_tamura 終わっちゃった。何故か、おもむろにDMCのDVDを見ようと思ったんだ。みんなで見る? link yukari_tamura 何時から始めようか?あとハッシュタグつけたほうがいいかなぁ? link yukari_tamura タグは#yukarin_dmcを採用させていただきまーす。時間は0:45からでおっけー? link yukari_tamura これ、ディスクいれて再生で上手くいくのかな?みんなで同時再生ってやったことないからわかんないw link yukari_tamura ディスクチェンジは、また時間を仕切り直しましょう。BDの人も途中で待っててね。 link yukari_tamura DVDのディスク1はエトランゼの終わりまでかな? link yukari_
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