アニメ黄金期の立役者である「レジェンド声優」と、自らもレジェンドである声優・古川登志夫さん、平野文さんによる濃密トークをお送りするレジェンド声優インタビュー。今回は、まるでロックスターのごとき風貌や、「やってやるぜ!」という名セリフで、80年代アニメ業界で、オンリーワンの存在感を発揮していた矢尾一樹さんにご登場いただきました。『超獣機神ダンクーガ』『機動戦士ガンダムZZ』そして、『ONE PIECE』……。今日まで続く、矢尾さんの俳優・声優道とは? 一流俳優の男泣きが、矢尾少年を演技の世界へと導いた 古川登志夫: (以下、古川) 今回のゲストは、矢尾一樹さん。レジェンドの一人として外せないお一人ですね。 矢尾一樹: (以下、矢尾) よろしくお願いいたします。この連載、ずっと見ていたんですよ。すごい面子だなぁって! 平野文: (以下、平野) どうですか、このスリーショットは(笑)。 矢尾: