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ブックマーク / ssig33.com (3)

  • ssig33.com - 一週間フレンズ。読んで思ったこと

    作において藤宮香織の記憶障害は心因性のものであることが示唆されています。 この設定により、藤宮香織の精神状態をいじる要素を投入するだけで、藤宮香織の記憶を自由に操作できます。これによりストーリーに適度な緊張感が常に維持されます。作劇上は優れたアイディアであると言えるでしょう。 上記の設定が端的に説明されているのは以下のシーンです 命に関わる出来事が起きた結果、その原因となった出来事を回避する傾向が長期間に渡って発生しており、典型的な PTSD と言えるでしょう。 よって、藤宮香織の両親や友達がすべきことはただ一つであって、彼女を精神科に連れていくことです。 こういう視点で考えると、「周囲の無理解により必要とされる医療の支援を得られていないために症状がどんどんおかしな方向に悪化していくかわいそうな被害者の話」というふうにマンガを読めて最高の気持ちになります。 back to index o

  • ssig33.com - 翠星のガルガンティアのターゲットとか実際にやってることとかについて

    現在放送中のアニメ翠星のガルガンティアですが、公式サイトを見てみると、以下のようなことが書かれています。 このアニメは企画段階から 10 代後半〜 20 代前半の年齢層、つまりこれから社会に出る、或いは社会に出たばかりの戸惑いを感じている若者たちへ向けたメッセージ(以後省略) コメント | シリーズ構成・脚:虚淵 玄(ニトロプラス) そこで実際にアニメで放送された内容を見ていくと、 感謝の言葉を知らなかった主人公が「ありがとう」と言えるようになる話(3 話) 病人との触れ合いのなかで多様性こそが社会の強さを作ると知る話(4 話) 仕事をしたいという漠然とした意識を持ち、人がそれぞれにいろいろと仕事をすることで支え合い社会を作っていると実感する話(5 話) と幼児向けのアニメや公共広告機構の CM もびっくりの教育アニメとなっております。 いくらなんでもこれおかしいだろと思う次第なわけです

  • 高密度小池 / 日本人はなぜ周りの人間にあわせるのか

    人はなぜ周りの人間にあわせるのか 日人は同調的だとかよく言われる。それが長期的な不況の一因だとか言われているのもよく聞く。同調的だから革新が起きないんだ的な論法。 この手の話というのは数値化することが極めて困難あるいは不可能で、つまり実証することはできない。でも実感として感じられるものは、少なくとも僕にとってはある。 どうしてこうなったのか。 具体的には、欧米と日で何が違うのか。 信じられているものが違う。欧米人は、神を信じる。日人は、周囲の人間を信じる。たぶんその程度のことだと思う。 日と欧州の戦乱の時代を見てみる。 ところで、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」というフレーズで有名な、戦国乱世的武士道へのノスタルジーの集大成である『葉隠』というがある。このは江戸時代に書かれた。『葉隠』には「同性愛というのは男女の愛よりも重要なものである。だからホモセックス

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