千葉県警察本部がおととしまでの10年間にまとめた交通死亡事故の統計に、およそ160件が計上されていなかったことが警察の内部調査で分かりました。中には、「交通事故による死亡」と医師が書いた死体検案書に警察官が手を加えて「病死」としたケースもあり、千葉県警察本部は関係した警察官の処分を検討しています。 その結果、平成16年からおととしまでの10年間で、発生直後は死亡事故として取り扱われたものの、その後、病死や自殺などとされて統計に計上されなかった死亡事故が、合わせておよそ160件あったということです。 千葉県警察本部は、この多くは当時の判断に修正が必要になったもので、不正ではないとしていますが、中には、「交通事故による死亡」と医師が書いた死体検案書に警察官が手を加えて「病死」とするなど、警察官による改ざんも確認されたとしています。 千葉県の去年1年間の交通死亡による死者数は、全国でワースト3位
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