厚労省は先週(2017年11月)、インフルエンザが8県で流行期に入ったと発表した。東京都内でも学級閉鎖は、昨年(2016年)を上回るペースという。流行のキモは、「殺人インフルエンザ」と呼ばれる死亡率の高いタイプというのだが、ワクチンが不足している状態が続いている。寒さが本格化する中、大丈夫なのか。 ワクチンの不足はかなり深刻で、都内では、予約を受けられない医療機関が続出している。「必要量の半分以下、10分の1とか極端に少ない。ここまで極端なのは初めて」という医師もいる。 厚労省によると、昨年の使用量は2642万本だったが、今年の製造量は2528万本で、100万本以上も少ないという。シーズン前の最初の培養がうまくいかなかったため、必要な分の培養が遅れたということらしいが、その必要なタイプが問題だ。 「H3N2」と呼ばれる、俗に「殺人インフルエンザ」というタイプ。今のところ感染率は、38%(国
![あなたは間に合わない? 殺人インフルエンザが流行の恐れ、ワクチン100万本も足りない!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea6105c6726d7c6cac95b88a0403ba367fa0eed3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.j-cast.com%2Ftv%2Fimages%2Forigin%2F2017%2F11%2Ftv_20171122123512.jpg)