24日、香港で走行中の現金輸送車のドアが突然開いて、5億円余りの現金が路上に散乱し、2億3000万円余りが持ち去られました。 香港の中心部・ワンチャイ地区で、24日午後1時ごろ走行中の現金輸送車の扉が突然開き、現金を入れた3つのケースが路上に落下しました。 このうち2つのケースが開いて、日本円にして合わせて5億円余りの紙幣が散乱すると、車を降りた運転手や歩行者が次々と紙幣をかき集め始め、現場は一時騒然としました。 まもなく、警察官たちが駆けつけ紙幣を回収しましたが、半分近い2億3000万円余りがなくなっていることが分かりました。 目撃者の話では、現金を拾っていた人の数は数十人に上り、中には札束を腕いっぱいに抱えたまま立ち去った女性もいたということです。 現金輸送を担当していた警備会社は、輸送車の後部ドアが何らかの原因で故障していた可能性があるとしています。 地元のメディアの中には、一足早い