「狂っている人間は自分が狂っていることがわからない」とは良く聞く話だ。では、自分がサイコパス(精神病質)だってことに気づかないこともあるのだろうか。 サイコパスと聞くと凶暴、幻覚症状、あとは暴走みたいなことを連想してしまう。もちろん精神的に不安定になったためにそんな行動をとる場合もある。 だが、すべてのサイコパスが犯罪者であるとも限らないし、現代の臨床心理学において、物事は常に白か黒とは限らない。 自分が狂っているかどうか分からない場合、心理学者のような専門家はどうやって対処してくれるのだろう? サイコパスかどうかの見極めに使う方法の一つに、犯罪心理学者、ロバート・D・ヘア博士によるPCL-Rサイコパシー(精神病質)チェックリストを使うという手がある。 誰にでもサイコパス気質がある 犯罪心理学者らが人間の奥底にある精神状態を見抜くのに、以下にある20のサインが役に立つという。だが、もしその