各地域の特産品を楽しむことができる「アンテナショップ」巡りをするのが好きだ。そんなアンテナショップが東京で集う場所といえば、有楽町・銀座界隈が思い浮かぶが、福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」は、高級ブティックや骨董店が立ち並ぶ青山の“骨董通り”の路地を入ったところに存在する。 外観も周囲のオシャレな建物に溶け込んでいて、店内のレイアウトもセレクトショップのような雰囲気。商品アイテムは、福井の山の幸・海の幸、地酒、お菓子から、若狭塗の箸、漆器、越前焼といった工芸品、コネタでもご紹介した眼鏡フレームまで、約1500品目を取り揃えている。また、2009年度の来館者数は、売上高とともに、2002年4月の開館以来、過去最高を記録。 そんな「ふくい南青山291」の館長を務める井上義信さんに、現在の売れ筋商品アイテムを聞いてみた。 「人気のトップ3は、パンの中に大福が丸々1個入った『大福あん