ベトナム戦争をテーマとした「プラトーン」など社会派の作品で知られる米映画監督オリバー・ストーン氏が14日、沖縄県名護市で稲嶺進市長に面会し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する市長らの取り組みについて「たゆまぬ努力を大変誇りに思う」とエールを送った。 会談は冒頭のみ報道陣に公開された。稲嶺市長は「お会いするのを楽しみにしていた」と述べ、ストーン氏の話に前のめりになって聞き入った。 ストーン氏は14日午前に沖縄戦の激戦地である沖縄本島南部を巡ったと報告。「戦後60年以上が経過したのに、いまだに米軍基地が居残っている。必要のないものだ」と話した。