人を信じるということは、人に裏切られる覚悟を背負う事。 人を愛するということは、人の死を受け入れる覚悟を背負う事。 それでも私は人を愛したい。 恋人 子供 親友 全てを同時に失った者が綴る物語。 初めから読みたい方はコチラ。 人は裏切り、人は死ぬ。それでも私は人を愛したい 茶壺に追われてとっぴんしゃん 肉体、精神の変化に対して一番敏感だったのは虐めの主犯格。日を追う毎に直接的な嫌がらせ、からかいは減り、様子見と言わんばかりに人をけしかけて来る様になった。 中学生時分のグループ意識程、脆い物は無い。 何をしたでも無く、1人、また1人と主犯格側からコチラ側へ移動してきた。 当然、主犯格はこれを面白く思わない。 中学2年の秋、人生で始めて呼び出しを食らった。 抜けたら、どんどこしょ 指定された時間より少し前。人生始めての喧嘩というのに、気持ちは落ち着いていた。 バレー部時代に使っていたテービング
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