民間軍事会社・・・21世紀の傭兵派遣ビジネス：イザ！バグダッドでアメリカの民間軍事会社‘ブラックウォーター社’の‘社員’が‘勘違い’で多数のイラク民間人を殺傷した。過剰な武力行使として米議会で騒ぎになっている。ブラックウォーター社の会長は、イラク民間人に多数の死傷者が出たことに関し、全く意に介せぬ様子で、平然と「依頼人の警護を任務としており、過去30人の社員が業務遂行中に死んでいるが、依頼主＝警護対象のアメリカ人は一人も死んでいない」と正当性を主張した。全く説明になっていない。アメリカ人の偏見が見え見えである。 同社は世界最大の民間軍事会社で、事業規模＝契約は金額にして2001～2006年の5年間で10億ドルを超える。2005年以降、「世界各地の危険地域で195回の銃撃戦を展開している」との説明から推測しても、軍事会社の任務は、米軍を派遣出来ない地域での武力を要する任務や、米民間企業関係者の警護等の私的業務、米軍の味方になっている武装勢力へ
