動作としては問題ないが、ファインダーの汚れが気になるbeirette vsn 2。掃除だけでもしてやろうと、軍艦部を開けてみることにした。しかしこのカメラ、低価格なだけあって、分解修理のことなどほとんど考えられていない。ただひたすら、製造を簡単にするというだけの作りであることが判明した。 →ZEISSのトイカメラ? 「beirette vsn 2」 まず分からなかったのが、フィルム巻き戻しレバーの外し方である。前モデルのbeirette vsnを分解しようとして巻き戻し軸を折ったという、先達の貴重な記録が見つかったので、回せばいいというものではないことが分かる。おそらくこれは、ネジ止めではなく接着されているのではないかと想像し、外さない方向で考えることにした。 巻き上げレバーの方も、これまた外し方が分からない。とりあえず両脇のネジを外して持ち上げてみると、実は巻き上げレバーはボディ部と分離