総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐって、政府は招待者名簿の廃棄に問題はなかったとしています。これに対し、野党側は、電子データを復元し、国会に提出するよう求めていく方針です。 一方、政府は、参加者の本人確認が十分行われていないという指摘があることから、確認の徹底を図るなどの見直しも進めていく方針です。 立憲民主党の枝野代表は「安倍政権は民主主義の前提となる情報の公開や管理を適切に行う意思が全くない」と批判しています。 野党側は、名簿の電子データを復元し、国会に提出することや、予算委員会の開催を求めるなど、引き続き追及していく方針です。 一方、野党側が前日夜に開かれた懇親会も追及していることについて、政府・与党内からは「会費はホテル側と交渉して決めるもので、野党議員も同じようにしているのではないか」といった反論も出ています。