新型コロナウイルスの影響が懸念される東京オリンピックについて、IOC=国際オリンピック委員会が予定どおりの開催に向け準備を進めていく考えを示したことをめぐり、IOCの一部の委員や選手からは疑問視する声が上がっています。 これに対し、IOCの委員で、かつて女子アイスホッケーなどのカナダ代表としてオリンピックに出場したヘイリー・ウィッケンハイザー氏はツイッターに声明を投稿し「今回の危機はオリンピックよりも大きい。IOCが開催に向けて進もうとしていることは、人間性の観点から無神経で無責任だ」と疑問を呈しました。 さらに、「オリンピックを中止すべきかどうか、今の時点では誰も分からない。ただ、IOCが開催に向かって進むのは、練習している選手や世界中の多くの人たちにとって正しくないことは確かだ」と指摘しました。 また、2016年のリオデジャネイロ大会の陸上女子棒高跳びで金メダルを獲得したギリシャのエカ
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