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アイドル時代は女優と歌手の二足のわらじで多忙を極めた南野陽子。 そのなかにあっても「ザ・ベストテン」は自らの携わった番組の中でもフェイバリットのひとつのようだったらしく、 ランクイン時はほぼ必ず出席、入院時にもわざわざ病院からスタジオにかけつけるという根性を見せてくれた。 また毎回自らがデザインするという衣装も曲ごとにコンセプトを定めて、視覚的にも視聴者を楽しませていたし、 さらに番組に慣れてくるとセットのアイディアを自ら提案したりと、 ただ出演するだけでなく、積極的に番組に参加していたようだった。 南野陽子の「ザ・ベストテン」のチャートアクションの特徴は、とにかく「有線」が弱い、これにつきる。 元々有線要素は女性アイドルにとって鬼門だけれども、こと南野陽子はそれが際立っている。 ランクイン12曲、総登場週58週のうち、「有線」チャートがベストテンにインした週はなんと一週もない。 南野陽子
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