あらすじ 「二兎を追う者は一兎をも得ず」 石油を超える新型ハイパー水素系燃料の貯蔵タンクがライバル企業の雇ったPMCに爆破された!タンクから解き放たれた燃料は燃え盛る「ファイアー・ツイスター」と化し人々を襲う。偶然その場に居合わせた環境保護団体の4人組は爆破の濡れ衣を着せられ、PMCから命を狙われながらも、ファイアー・ツイスターに立ち向かってゆく。 本作が指した悪手はファイアー・ツイスターに加えて傭兵まで出したところだろう。数を出した分質が低下する。メインを張るファイアー・ツイスターの脅威が減殺されてしまうのだ。その減殺分を傭兵が補ってくれるかといえばそうではない。傭兵を名乗る、整形顔のオバハンがオモチャ丸出しの銃を振り回す。弾は一発も当たらない。サバゲー以下の緊迫感である。 私の拙い愚考にすぎないが、ただでさえ資源の少ない低予算映画は、資源(戦力)の集中により突破点を見出すべきである。資