【畑中徹】米アップルは10日(日本時間11日未明)、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新機種の発表会で、日本の携帯電話最大手NTTドコモに「iPhone」を供給することを明らかにした。ソフトバンク、KDDI(au)に続き、「新しい仲間に迎える」と説明した。 大手3社がそろってiPhoneを導入することになり、顧客の奪い合いが、いっそう激しさを増しそうだ。日本の端末メーカーにも大きな影響を与えることになる。 発表した新機種は、従来機よりも価格を抑えた「iPhone5C」と、現行の「iPhone5」の後継となる「5S」。いずれも20日から米国や日本で売り出す。 「5C」は、記憶容量16ギガのモデルの99ドル(約9900円)から。本体はグリーン、ホワイト、ブルー、レッド、イエローの5色で展開し、専用ケースは6色がそろう。 「5S」はシルバー、ブラック、ゴールドの3色。指紋認