この本は現代版三国志だ 『革命のファンファーレ』を読んで思った。 この本は、現代版三国志である。 こういうと、西野さんは劉備なのか曹操なのか孫堅なのかと考えたくなるかもしれないが、そういう次元の存在ではない。 三国志は、政治が乱れ、国民が疲弊していた古代中国に現れ、義と武力と戦略で時代を作り上げた男たちの物語である。 そして、今の世界。 インターネットの普及で情報のやり取りが容易となり、時代は大きな変革期に突入した。 情報を統制して人を治める旧価値観では政治も会社も成り立たない時代となった。 個人が政治や会社に一生守ってもらえた時代も終わり、一人一人が新しい価値観を持たないと生き抜けない時代である。 西野さんは、この変革の時代を生き抜く術を、本の中で書いている。 三国志の時代に必要だった義と武力と戦略という3つの武器は、現代では信用と情報と戦略に変わった。 この本には、西野さんが実際にどう