競泳のパリ五輪代表選考会第2日は18日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子100メートルバタフライで2位の池江璃花子(横浜ゴム)が、1位となった17歳の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)とともに派遣標準記録を突破して五輪代表に決まった。平井は初代表で、池江は3大会連…
競泳のパリ五輪代表選考会第2日は18日、東京アクアティクスセンターで行われ、女子100メートルバタフライで2位の池江璃花子(横浜ゴム)が、1位となった17歳の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)とともに派遣標準記録を突破して五輪代表に決まった。平井は初代表で、池江は3大会連…
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私の学んだ中学校は、毎年秋に学級対抗の合唱大会があった。 ある年、「君が指揮すると歌声がきれいになる」という級友の勧めで指揮台に立ち、クラスは優勝した。ほめ言葉だと思っていたが、級友から「一番歌の下手なやつが指揮者になってコーラスから抜ければ、歌がよくなるのは当然だ」と真相を明かされ、絶句した。 そんな下手っぴでも歌は好きだった。 仲間と歌った「木琴」は、空襲で死んだ妹をいたむ絶唱で、中学生の胸にしみこんだ。 戦時中、軍歌ばかり教えこまれた母が「戦争が終わっていろんな歌を自由に歌えるようになったとき、音楽ってこんなに素晴らしいものかと思った」と話す心境が、少しだけ分かる気がした。 戦後六十年たった今、その"自由"はどこにいったのか。学校では子どもたちに「君が代」が強制され、声量の調査さえ公然と行われている。恐ろしい。 歌はひとの心の奥に宿り、そこからあふれ出る。それを強要するのは、自由で民
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