回族と漢族の衝突が発生=甘粛省のモスクで(Photo by China Photos/Getty Images)) 【大紀元日本9月4日】中国山東省でこのほど、回族と漢族の大規模衝突事件が発生、数千人が街頭で乱闘する事態に発展した。中国当局は現時点までに、この衝突事件の情報を封じている。 香港の「中国人権民主運動情報センター」によると、山東省の恵民県石廟鎮で8月17日、数千人の漢族と回族が衝突した。 8月17日、1人の回族の若者は石廟鎮で盗みを図り、発見された後、殴られた。その直後、大勢の回族は現地の商店街に現れ、商店を破壊したり、人を殴ったりした。現地の漢族は反撃、大規模な乱闘に発展した。1人以上が死亡、20数人が負傷した。19日になって、数百人の武装警察が現地に進駐し、情勢を沈静化させた。約4台のパトカーが壊されたという。 現時点までに、数百人の武装警察が依然、現地に駐留し
【大紀元日本8月30日】黒龍江省佳木斯市の公安当局は8月23日、現地の農民土地抗争の代表・楊春林さんを国家政権転覆罪で正式逮捕した。 農地が地方政権に強制収用されたため、現地の農民4万人以上は、抗議活動を起こした。楊さんは農民代表を務め、「オリンピックはいらない、人権が欲しい」と訴え出た。その後、楊さんは7月6日に逮捕された。同市の公安関係者によると、このスローガンが災いし、中国当局最高指導部に知れ中央公安部の命令の下、逮捕された。 親族によると、7月6日警察は楊さんを逮捕する際、逮捕状を提示しなかった。その後、再三警察を問いただした末の8月23日、逮捕後47日目にして、ようやく逮捕状が交付された。家族は、「楊春林の逮捕情報が国外の大紀元サイトで報道されることを避けるため、証拠となる逮捕状を発行しなかったのではないか」と話した。
【大紀元日本8月25日】山東省の炭鉱で8月17日に発生した、大雨による洪水が大量に地下採掘場に流れ込み、181人の作業員が行方不明になった事故について、当局が天気予報と洪水警報を無視し、事前の予防措置を講じなかったことが事故原因の一つとの批判が強まる一方、中国当局の政府関係者は8月22日、これまでの見解を貫き、今回の炭鉱事故は自然災害であるとしている。地下採掘場に閉じ込められている181人の作業員の生還は絶望的とみられ、家族らは炭鉱の警備員と衝突を起こした。 中国民政部部長・李学挙氏は8月22日午前中、国務院で記者会見を開き、「今回の炭鉱事故について、専門家チームが分析した結果、自然災害事故であると断定」と公表した。 外国のアナリストは、地方当局の政府関係者と炭鉱側が管理責任から逃れるために、今回の事故が自然災害事故と判定されたのではないかとの見方を示している。さらに、中国当局が自
作業員800人が炭鉱の私有化をめぐり、会社側の措置に抗議し、集団ストライキを行った=写真は、鉱山事故が発生した時の現場 【大紀元日本8月17日】炭鉱の私有化計画を進めている経営側が作業員に給付すべき補償金は国家規定に従っていないとして、中国湖南省の湘潭家山炭鉱の作業員800人が抗議し、8月10日から集団ストライキを行っていたが、6日目の8月15日に大規模の流血衝突に発展し、死者2人、負傷者20数人が出た模様。警察の車2台および炭鉱事務所も破壊されたという。16日時点でも、数百人の作業員が経営側の保安員と対峙しており、現場は緊張の雰囲気に包まれている。アジア自由ラジオ(AFR)が伝えた。 現場を目撃した湘潭潭家山炭鉱の作業員によると、15日午前8時過ぎに、引き続きストライキを行うために、炭鉱現場に戻った大勢の作業員は、経営側が仕向けた保安員200人あまりに包囲され、ストライキ中止を強要さ
【大紀元日本8月15日】中国河北省藁城市九門郷地区で伝染病が発生し、牛数十頭が死亡、人への感染も確認されている。現地政府は感染地を封鎖し、人の出入りを禁止している。本紙が現地住民からの情報提供を受け、調べた結果、伝染病は、炭疽症(たんそしょう)であることが判明。 炭疽症は、炭疽菌による感染症。ヒツジやヤギなどの家畜や野生動物の感染症であるが、ヒトに感染する人獣共通感染症でもある。ヒトへは、感染動物との接触やその毛皮や肉から感染する。ヒトからヒトへは感染しない。 炭疽菌が顔、首、手などの皮膚の小さな傷から侵入すると、そこが潰瘍となり、高熱が出る。炭疽菌が空気とともに肺に吸入された場合、高熱、咳、膿や血痰を出し呼吸困難となる。炭疽菌が食物とともに口から入ると、高熱、おう吐、腹痛、膿や血の混じった下痢がおこる。ヒト・家畜を問わず、死亡率・感染力が高い。潜伏期間は1〜7日間と短いが、培養し
2007年8月17日、ロシアのチェリャビンスク(Chelyabinsk)州で実施された軍事演習。(c)AFP/MAXIM MARMUR 【8月18日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、1992年以来中止していた戦略爆撃機による定期的な長距離飛行訓練を再開すると発表した。訓練は18日にも再開されるという。 ロシアはすでに北極近辺での訓練を開始しており、また前週にはロシアの戦闘機がグアムの米軍基地付近まで飛行するという事件があった。 定期訓練再開についてショーン・マコーミック(Sean McCormack)米国務省報道官は、「興味深い」と述べるのみであった。 同日、上海協力機構(Shanghai Cooperation Organisation、SCO)を構成するロシア、中国及び中央アジアのカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの各首脳
ダライラマ14世=2007年7月、ドイツのハンブルグで(DAVID HECKER/AFP/Getty Images) 【大紀元日本8月6日】四川省甘孜チベット族自治州理塘県で8月1日に行われた軍と民間人の親睦会「八一」競馬大会で、あるチベット人が当局に対して、ダライ・ラマ14世の帰国を求めたため、警察に逮捕され、それに対して、現場にいたチベット人らが抗議を行った。これに対して、チベット亡命政府は中国当局が地元チベット人の要求に応え、今回の事件を協調して解決するよう呼びかけた。米VOAが伝えた。 *20数人が強制連行 競馬大会の開幕式典で、地元チベット人のロンジェ・アツァさんが、主席台で理塘寺院ラマのレンチェ氏に対して、「哈達」(尊敬のしるしとして人に贈る赤・白・黄・青など各色の帯状絹布、仏にも供える)を献上し、さらに民衆に向かって「哈達」を捧げてから、マイクを通じて、政府当局に対し
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